月影の守環 〜恨み跳ね返し・護〜
この指輪は、月の光を宿すムーンストーンを据え、持つ者を取り巻く負の念や嫉妬、恨みを跳ね返すために精緻に仕立てられた護りの呪物です。
※夜禍ノ店が扱う品は、すべてが前の持ち主様より縁あって託された、唯一無二のものにございます。
同じものは二つとなく、それぞれに異なる過去と宿す力を秘めております。
私どもは、某国の市場で数百円にて仕入れ、数万にて売り払うような無粋な真似は一切いたしません。
ここに並ぶのは、真に必要とされる方、運命によりその縁を結ばれる方のみへと渡るべきもの。
どうか、魂が惹かれたその瞬間を信じていただければ幸いです。
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かつての持ち主様のもとでは、静かなる日常に忍び寄る無言の悪意を鎮め、魂と意志を守る「心鏡ノ結界」として働きました。強大な力を秘めるゆえ、指輪はただ身につけるだけではなく、持つ者自身の覚悟と境界の明確さを必要とします。
扱い方
•常に身につけることで、護りの力は日々安定して発揮されます。
•夜、静かなる月光の下で手元を浄め、意志を込めると指輪はより鮮烈に反応します。
•軽率な好奇心や無責任な扱いは避け、慎重に扱ってください。
指輪の御加護「
•禍返ノ光環 ― 忌まわしき念を跳ね返し、悪意を巡らせず還す光の輪
•心鏡ノ結界 ― 持つ者の魂と意志を映し護り、外界の穢れを遮断する結界
•月華護ノ障壁 ― 静かに潜みつつ、無言の侵入者や邪意を封じ込める月の障壁
注意事項
•力は強大であり、生半可な気持ちでは扱えません。
•指輪を扱う際は、必ず自身の意志と覚悟を持ってください。
この指輪は、ただの装飾品ではなく、持つ者の心身と運を護る、精妙で畏怖すべき存在です。
その護りの力を受け入れる覚悟がある方のみ、迎えるべき指輪となります。
生半の心では触れられぬ、月影の守護を
夜禍ノ店 ‐祀神 灯‐